再エネ電源カー「おてんと号」は、自然エネルギーについて実際に体験しながら学べる、移動出来る「自然エネルギー青空教室」です。天ぷら廃油発電、太陽光発電、風力発電の3つの電源の他、家庭のコンセントも電源に出来るマルチハイブリッド電源。医療用機器、大型空調機が使える200Vと家庭用各種家電品が使える100Vの両方に対応した蓄電システムのインバーターを搭載しています。様々なエネルギーによる発電・蓄電池によって、災害現場でも活躍します。


(SVO=ストレート・ベジタブル・オイル)
使用済みの天ぷら油などの廃食油を、発電機を動かす燃料に精製し、それを燃料にして発電を行います。
SVOとはストレートベジタブルオイルの略になります。廃天ぷら油の燃料化には2通りあり、BDFとSVOに区分されます。BDFとは、植物由来のディーゼル燃料(Bio Diesel Fuel)のこと。廃食油を精製して、ディーゼル燃料を作ります。しかし、BDFは、生成過程で常にグリセリンを産出することや、汚れた洗浄水を排出することがついてまわります。そこで最近登場したのが、SVO(Straight Vegetable Oil)と言われる廃食油をそのまま燃やしてしまう燃料方式で、何も追加せず、精製しただけの廃食油に熱を加えエンジンに燃料として送る、天ぷら廃油をゴミとして捨てずに、エネルギーに変える環境に配慮した燃料になります。


耐久性の高いシリコン系単結晶、多結晶パネル、電卓にも使われるアモルファスシリコン、化合物CISパネルなど4種類のパネルを搭載! それぞれの違いを学ぶことができます。太陽の力を電気に変換!


油圧ポールを使って最大上空20mの風をキャッチ! 高さによって変わる発電量を確かめられます。手元で見ることができる300Wの発電システムも準備しました!


小川や用水路で自転車用の小型発電機を動かせます。いろんな場所に移動させてみてね!


リチウムイオン電池1セル400Ahの電池7個(2,800Ah)24V仕様を搭載。満充電で32インチ液晶テレビ102台分も充電出来ます。(詳細は教室で!)


再生可能エネルギーでジャズのビッグバンドや映画上映もできる、省エネ型音響+映像システム。電源の無い場所でもイベント開催可能!
参加される方が感動する、そんな環境に優しいイベントを演出できます。家庭で処分に困っている廃天ぷら油をイベント会場にお持ちいただければ、それを電力に変えて地球に優しいイベントを行えます。


各自然エネルギー発電/SVO発電による発電状況をモニタリングする事ができます。


映画館サイズの投影可能、ドライブシアターや屋外上映にも対応。100インチスクリーンも搭載。


電源さえあれば「水がいらない」「におわない」衛生的なトイレです。東日本大震災では感染症防止、緊急医療の現場で活躍しました。

5KVAの最大出力を持ち、蓄電コントローラーと一体となったシステム。太陽光、SVO発電機からの充電コントロールを行うだけではなく非常時には商用電力から蓄電池へ電力を蓄え、現場に向かうことができます。



- ・最大2,800Ahまで蓄えた電気を緊急時電力として利用できます。
(iPhone6を約1万台充電できる容量です) - ・SVO発電により最大150アンペアの電源供給が可能です。
- ・冷暖房設備/照明設備も搭載し災害時の医療活動支援が可能です。
- ・大型ソーラークッカーは非常時の調理手段として利用出来ます。
- ・災害時に備え衛星電話/非常用トイレシステムを搭載しています。