2016.01.06
カマキリの卵、発見!
畑で、今日はとてもステキなものを発見しました。
タイトル通りの、カマキリの卵!
木の色と同化していて、よくわかりませんね(^^; これもカマキリが外敵から身を守るための知恵なんですけど。。
カマキリがなぜステキなものなのか? カマキリは「肉食」の昆虫です。つまり、虫を食べてくれるのです!
殺虫剤を使わない有機農業では、虫の被害を抑えるためには様々な工夫をしなければなりません。その一つが、天敵昆虫の活用です。これを「生物的防除」と言ったりします。
カマキリはコットンによくつくアブラムシを食べてくれます。アブラムシ以外にもすごくいろんな虫を食べるので、とっても重宝されます。ハウスに放す人もいるくらいです。
おてんとのコットン畑にいらっしゃった方が、よくびっくりされるのが「畑にクモが多い」ということ。
クモも肉食の虫です。殺虫剤を使わない畑には虫がたくさんいます。つまり、クモにとっては「入れ食い状態」なわけです。
エサ場にはたくさんのクモが来るわけですね。そして、お子さまたちがよく肥えたクモに悲鳴を上げます(^^;
見つけた卵は計3つ。ここから凄まじい数のカマキリが孵ると思うのですが、生き残るのはわずかだそうです。
来年はカマキリたちも畑の狩人に仲間入りしてほしいな~、と思いながら、畦草の下に隠しておきました。それぞれ違う場所に置いておいて、リスクヘッジも万全(笑)
雨に流されたり、鳥に食べられたりしませんように!